TEZOME Fabric Factory(てぞめ ふぁぶりっく ふぁくとりー)について

TEZOME Fabric FactoryはWebショップやキルト教室、イベント等でハワイアンキルトやパッチワークなどキルトに適した手染め生地を販売しております。

当店の手染め生地は全て、店長兼染色家の高峰明子が1枚1枚丁寧に染色しており、優しい色合いが特徴です。
オーダーによる生地の制作も行っておりますので、個性的でオリジナルのキルトを作りたいキルターさんや、作品のイメージに合った生地を探しているキルターさんは、是非ご相談下さい。

 

むら染めの染色工程について
染色工程は染め上がりの模様によって若干異なりますが、ここではむら染めの工程を簡単にご説明します。
なお、新しい色の生地を染める場合には、染料を調合したり、濃度を調整したり、何度も試し染めをして、本番の生地を染めます。

 

1.染める生地を洗濯・脱水して見えない汚れを落とします。  

2.生地にシワを寄せ、樽やタライに敷き詰めます。  

3.お湯で溶いた染料液を生地全体に回しかけます。  

4.そのまま30分程度おきます(色や気温によって、時間は異なります)。  

5.余分な染料を冷水で洗い流します。  

6.染料を洗い流した生地を色止剤を溶いた水に30分程度漬けて色止めをします。

7.仕上げに柔軟剤を入れた水ですすぎます。  

8.生地を乾燥させ、アイロンをかけて完成です。

 

 

生地について
TEZOME Fabric Factoryでは、全て白地のエイティースクエアを1枚1枚丁寧に手染めしています。
エイティースクエアとは、1インチ四方に縦糸と横糸が80本ずつ織られた木綿の平織り生地です。
針通りが良く、アップリケやキルティングなどの手縫いに適しています。
また、薄手の生地なので、ハワイアンキルトの8分割のモチーフのカットもしやすいです。

染料について
当店で使用する染料は、シリアス染料という直接染料の一種です。
直接染料は、比較的紫外線や洗濯に弱い染料ですが、扱いやすく様々な染め方に適しています。

 
 手染め生地の取扱について
【お洗濯】
直接染料は比較的洗濯に弱い染料です。お洗濯の方法によって、色落ちや色移りをします。また、洗濯を繰り返すと色が褪せてくるので、取扱には注意が必要です。
ほこりなどの軽い汚れは、水やぬるま湯で優しく押し洗いして下さい。乾かす際は、陰干しして下さい。
水やぬるま湯で落ちない汚れは、蛍光増白剤無添加の洗剤を適量入れて優しく押し洗いして下さい。その際にお酢を少量入れると色落ちや色止め効果が期待できます。
【作品を飾る場合】
キルトなどの作品を飾る際には、直射日光など強い紫外線が当たり続けるような場所を避けて飾る事をお勧めします。